クラフトビール リリース情報

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忽布古丹醸造 (2022.8.15)

1.Otome Sour / Imperial Ume Gose

2.epitta / AKIRA STYLE IPA

 

 ビールスペック

1.Otome Sour(おとめさわー)

スタイル:Imperial Ume Gose

ABV:7.0%

IBU:16

容器:10.4L、330ml(瓶)

特徴;

Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)と忽布古丹醸造のクロスコラボレーション第2弾は『Imperial Ume Gose』!第1弾は源流醸造所で『Paykar Sour IPL』を仕込みました。忽布古丹醸造が定番で使用している富良野産のハスカップと上富良野産カスケードホップをふんだんに使用したフルーツサワーIPLで、ハスカップの酸味と鮮やかなピンク色が美しい仕上がりでした。残念ながら、前回の仕込み時期は新型コロナウイルスによる感染状況が芳しくなく、ブルワー同士の対面は叶いませんでした。しかしながら、今回はここ上富良野にFar Yeast Brewingのブルワー2人をお招きし、対面・対話をしながら仕込みを行なうことができました。事前の打ち合わせで選んだスタイルはImperial Ume Gose。第2弾も私たちが大好きな「酸っぱい」がテーマになりました。サワーリングは、発酵工程でエタノールに加えて、適度な量の乳酸を生成するPhilly Sour(フィリーサワー)と呼ばれるイノベーティブな酵母を使用しました。そこに、Far Yeast Brewingから提供いただいた山梨県小菅村の希少な梅を100㎏も浸け込んで、梅の芳醇な香りと味わいをたっぷりと取り込みました。Far Yeast Brewingからのサポートに深く感謝します。最後に食塩を加えることで、居酒屋などでも定番の「しょっぱ旨い」で人気の梅サワーのようなテイストになりました。ゴーゼと言いながらも小麦を使っていませんが、代わりに使用した焙煎度の高いカラメル麦芽が酸味の角を丸めてくれています。残糖は少なくドライな飲み口で、梅の風味が鼻を抜けます。酸味と塩味のバランスを取ることは容易ではなく、失敗が許されないため、最後の最後まで緊張が走りましたが、無事に想い描いたストロングなアルコールの梅ゴーゼに仕上げることができました。酸っぱ、しょっぱ旨い、梅ゴーゼで夏を駆け抜けましょう。

 

※今回のビールは、通常のステンレス製15.5Lの樽ではなく、1Way(使い捨て)の樽を使用しております。また、サイズは10.4Lとなります。


送料につきましてはサイズダウンにより、発送エリアにより約50円~約200円程度通常より安くなります。しかし、1Way樽の購入が発生していることもあり、送料につきましては従来通りの送料をご負担いただきたく存じます。(使い捨て樽のため、空樽の返送は不要です)

※1Way樽(ペタイナーケグ)の接続・廃棄方法につきましては、ケグのスナップキャップのQRコード、ないしウェブサイト https://alive2828.com のYouTube動画をご参照ください。

 

2.epitta -エピッタ- 2022

Style:AKIRA STYLE IPA

原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、黒糖

ABV:6.0%  IBU:65

区分:ビール

容器:15.5L・330ml瓶

 

特徴:

大手ビールメーカー、小規模クラフトブルワリー問わず、日本のビールシーンに数多ある銘柄のほとんど全てが海外産の原材料に依存しています。大麦から麦芽への加工や、ホップのペレット加工は容易に始められるものではなく、大規模な生産、高額な設備投資、専門的な知識とノウハウを必要とします。私たちはローカルに根差したブルワリーでありたいと考える一方で、主要原材料である「麦芽」のほとんどを海外産に依存していることへの後ろめたさや危機感のようなものを感じています。小さな一歩かもしれませんが、昨年から「純国産」の原材料にこだわり、中標津産モルトと上富良野産ホップのみで醸造した【epitta-エピッタ-(アイヌ語で「すべて、全部」を意味する)】という名前のIPAを誕生させました。今年はその2022 ver.のリリースです。海外産の原材料と比べると、特に価格や品質の部分でいくつもの課題を抱えていますが、今まで誰もやってこなかったことに挑戦することへのロマンを感じています。昨年の仕込みから得られた情報や課題に対して、試してみたいリベンジや、オプションを1年間かけて温めてきました。まだまだ課題の残るチャレンジですが、やれる限りのことを試したと思います。具体的には、昨年よりも麦芽とホップの雑味を抑えることができたのではないでしょうか。どんな原材料であっても、その特性を理解し、美味しいビールを作るのが我々の使命です。今年もスパイシーなエッジ、豊かな穀物感、オレンジキュラソーのような柑橘感がTerroir(テロワール:意味「風土、土地の個性」)のごとく主張しています。特に価格や品質などの面で、多くの課題が残るビールの国産原料ですが、私たちがその価値をさらに高めていくことに努め、サプライヤーと持続的な関係性を築き、地域の産業を守り、顔の知っている仲間から授かった愛着のある原材料でビールを醸す喜びを噛み締め続けていきたいと考えています。それこそが本当の意味での「地ビール」であり、「クラフト」であり、地域に根差したビールづくりだと考えます。このビールを通して、「日本では、大麦もホップも育つのにどうして」という疑問をもっと多くの人が持ち、国産原材料の普及に繋がっていくことを願っています。

購入方法

メールにて注文可能(初めての取引の場合には、HPよりお問い合わせください)

会社名:忽布古丹醸造株式会社

E-Mail:order@hopkotan.com

HP;

hopkotan.com

注意事項

 詳細のお取引条件に関しては、直接ブルワリーにお問い合わせください