1.Mallika022 / Belgian Ale
ビールスペック
1.Mallika022
スタイル：Belgian Ale
ABV：7.5%
容器：10L・15L（ワンウェイ）、330ml（瓶）
特徴；
お客様コラボ、第4弾！ 今回のビールは、ベルジャン酵母を活用したスタイルを採用。 当初の計画では、KJが大好きなセゾンスタイルのビールを仕込む予定でした。しかし、すでにセゾンスタイルのビールが他にも予定されていたため、計画を変更し、ベルジャン酵母を使用する方向に舵を切りました。その結果、マリカでは初めてのベルジャン酵母を用いたビールが誕生しました。 このビールに使用されたよもぎは、KJ自身が厳選、採取し、煮出しを行い、エキスを抽出しました。その時間と労力をかけた一連の作業から、他にはない独特な味わいと香りが生まれました。KJ氏の比類なき労力のおかげで、他のベルジャンスタイルとは一線を画す、個性豊かなビールに仕上がりました。 ビール仕込みに際しては、通常、狙った味わいを作り出すために水質調整した水（仕込み水）を使用します。しかし今回は、ベルジャンな雰囲気をより出すため、地元の水質に近いものにしました。さらに、より満足感を感じていただくために、Lagar MaltだけでなくWheat Maltも使用し、マッシングの温度を73℃の高温で行いました。これにより、ボディ感が高まり、飲みごたえのあるビールに仕上がっています。 味わいだけでなく、もちろん香りにもこだわりました。 よもぎの香りを最大限に引き立てるために低温で発酵させ、トロピカルなフレーバーではなく、ナツメヤシやいちじくなどの黒系果実の香りを強調しました。それによもぎのハーバル感とドイツの新品種ホップであるMandarina Barvariaのマンダリンオレンジやタンジェリン、Chinookの松脂感が複雑に絡み合い、結果としてリ○ルゴールドやエナジードリンクのような香りに仕上がりました。 IBU（国際苦味単位）は43で設計されておりますが、よもぎ由来の苦味も加わることで、それよりも苦味が感じられます。また、アルコール度数は7.5%と少し高めですが、強烈な香りと飲みごたえのおかげで、アルコール感はそれほど気にならないでしょう。 ラベルはヨハネの黙示録8章10-11節の記述、「第三の天使がラッパを吹くと、天から燃えている大きな星が落ちてきて、川の三分の一と水の泉の三分の一が苦くなった。その星の名は「苦よもぎ（ヨモギ）」と言った。多くの人々がその水を飲んで死んだ。」という話からアイディアを頂戴しているとのこと。 ニガヨモギが落ちて、苦くなった水がビールの味だったらいいなあ。なんて。
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