クラフトビール リリース情報

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KUNITACHI BREWERY(2022.11.1)

1.Prelude -INDIVIDUAL ORCHESTRA #1 / Raw Session Hazy IPA

2.1926 / Kölsch Style

 

 ビールスペック

1.Prelude -INDIVIDUAL ORCHESTRA #1 

 スタイル:Raw Session Hazy IPA

AVB:3.5%

FG :   1.010

容器:樽、330ml(瓶)

特徴;

「Hazy IPAにRaw製法を取り込んだ、Kveikとミシガンホップが奏でるジューシーでトロピカル&シトラスな多重奏!」

 アメリカのMichigan州で栽培されたホップだけを使用したRaw Session Hazy IPA!BETのSebastianとのコラボレーションから生まれたこのビール、今回がTake.5です。 トップにはマンゴーやピーチ、ライム、レモン、パイナップルが爽やかに香り、フレイバーはマンゴー、パイナップルからピーチ、ライム、グアバ、グレープフルーツ、タンジェリンオレンジと爽やかなトロピカルフルーツから柑橘へと移り変わります。温度帯によって官能できる香りが異なる点も楽しんでいただけると嬉しいです。  ホップは前回と同じくCopperが主役ですが、大きな変更点が3つ。まずMash Hopの量を大幅に増量して香りのテクスチャを豊かに。また香りの底上げのイメージで使っていたCentennialを今回は敢えて抜いてみました。最後に酵母をLutra kveikからVoss Kveikに戻したことで、固有の柑橘感がフレイバーに加わっています。

 Michigan州のホップは同じアメリカのYakima渓谷のホップよりも全体的に爽やかなニュアンスが強めなのですが、今までのシリーズ同様にその個性が良く出ていると思います。  Lutra KveikからVoss Kveikへ酵母を戻したことで最終比重は前回よりもやや高めですが、一方でアルコール度数は前回よりも低め。Raw 製法ならではのタンパク質由来の口当たりの柔らかさにより、低アルコールとは思えない飲み口は健在です。  低アルコールながらの爽やかでドライな飲み心地とボリューム感の両立を目指してTake.5まで進んできましたが、ここで一回Preludeでハイアルコールにも挑戦してみても良いかなとも思っています。  ところで、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実はINDIVIDUAL ORCHESTRA シリーズにはそれぞれ名前があったのですが、今まで明らかにしてきませんでした。INDIVIDUAL ORCHESTRA #1はPrelude。前奏曲という意味ですが、KUNITACHI BREWERY の小型設備での初めての仕込みと日本の商業的醸造所におけるおそらく初めてのRaw製法醸造への意気込みを込めて、この名前を付けて斯波が個人的に呼んでいました。  すべてのINDIVIDUAL ORCHESTRAシリーズには名前があり、今後はその名前も知ってもらいたいと思っています。ビールイラストもイソガイさんに少し刷新していただいているので楽しみにしてください。

 

2.1926

スタイル:Kölsch Style

AVB:4.5%

FG :   1.006

容器:樽、330ml(瓶)

特徴;

「繊細なバランスを追求する、くにぶるの顔的ビール」  1926は繊細なバランスを追求するKUNITACHI BREWERYの顔的なビールです。  ホップと酵母の香りによるレモンやほのかな白ぶどう様、青りんご様の柔らかな果実味と余韻に主張し過ぎない麦芽のニュアンス。IPAのような突き抜けて尖った個性ではなく、全体の調和の中でドリンカビリティと飽きのこない繊細なひねりを表現することを目指しています。  今回のバッチは斯波のケルン訪問後1回目の1926です。ほぼ飲めない私が"のろし醸造"の村瀬さんと"Godspeed Brewery"の森さんに助けてもらいながら頑張って5ヵ所の醸造所でKölschを飲んで来た、そのフィードバックをこのバッチから数回かけてお届けします。  ここ数回のTakeは発酵温度を初期よりもやや低めにして酵母とホップの香りのバランスを調整してきました。KUNITACHI BREWERYでは、どちらかと言えば酵母の出す香りを主体に表現していますが今後もその方向性は変更せずにバランスを調整していきますが、今回はよりドライでクリーンな飲み心地にして行きたいため糖化工程も調整しました。  また糖化工程といえば、ケルン訪問と直接関係はないのですがマッシュホップ(糖化工程に入れるホップ)の量について思い切った調整をしています。Thiolizedで話題の例の酵母は使わずに今まで使ってきているKölsch yeastのもつポテンシャルを試すことが目的でしたが、次に活かせそうなポジティブな結果を引き出せました。  これによって今回は中間の香りの層に厚みがあります。  飲み心地を軽快にする方向性舵を切りつつ、水っぽくはならない微妙なバランス調整を今後も続けていきたいと思います。  -------------------------------------------------------------------------------------  このビールの名前「1926」は旧国立駅舎の竣工年に由来しています。赤い三角屋根の国立駅舎は1926年に生まれ一度解体されましたが、無くなることを惜しんだ沢山の市民の声によって2020年に復元されました。また、国立市は南側の古い地域と北側の新しい地域が並立している2つの顔を持つ街でもあります。Kölsch Styleは上面発酵的な華やかさと下面発酵的な飲み心地という2つの顔を持ち、伝統的でありながら、ある意味では新しさを見出す余白があることから好奇心旺盛なアメリカの醸造士たちにも人気が高いスタイルです。  こうした国立とKölsch styleの類似性に想いを寄せ、イメージを膨らませて生み出したビールが1926です。くにぶるが掲げるテーマ「古いは新しい」をかたちにした代表的ビール、くにぶるの顔的ビール1926。沢山の人に親しんでいただければ嬉しいです。

購入方法

ご注文、各商品の詳細はECサイトからお願いいたします  

shop.kunitachibrewery.com

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いつも商品と一緒にお送りさせていただいているビールのラベルとコピーライトですが実はコースターにもなります!
そのままのサイズで長いと思われたら折り曲げてご使用いただいても大丈夫です。
QRコードからそれぞれのビールの詳細のページに飛ぶようになっております。
ぜひ、ビールのご提供時やSNSの投稿になどにご活用ください。
 

<その他>
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