クラフトビール リリース情報

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忽布古丹醸造 (2022.2.21)

1.Bretta haskap / Brettanomyces Fruite Ale

2.California Boys / West Coast IPA

 

 ビールスペック

1.Bretta haskap (ブレッタ・ハシカプ)

スタイル:Brettanomyces Fruite Ale

ABV:7.0%

IBU:10

容器:10.4L、330ml(瓶)

特徴;

定番シリーズであるHOP KOTAN ORIGINALSの3種類のスピンオフ企画が、限定シリーズのHOP KOTAN FREEDOMSより3週連続リリースされる、その第二弾。続いての登場は、忽布古丹醸造の定番の中で、最も労力とコストを費やす【haskap-ハシカプ-(Fruit Saison)】のスピンオフ!そもそもハスカップという果実は、北海道では広く知られている存在ですが、道外での認知度はあまり高いものではありません。ブルーベリーを細長くしたような大きさで、色合いもブルーベリーによく似ています。強い酸味が特徴的で、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eなどは、他の果物とは比べものにならないほど多く含まれています。ただし、ハスカップの実は非常にデリケートで、傷がつきやすいため、生のまま市場に出回ることがほとんどありません。生産量も少なく、他のベリー系の果実と比較すると高価であるため、ビールに使われることは稀です。それでも、私たちはこの強い酸味に魅せられて、富良野産の無農薬ハスカップを1つのタンクに100キロも投入して【haskap-ハシカプ-】を作り続けています。そんな贅沢なフルーツビールに、さらに今回はもうひと手間を加えました。それは、ブレタノマイセスという酵母の一種を添加し、タンク内で二次発酵をさせたことです。実は、この酵母はワインの欠陥臭を生んでしまう厄介者として扱われたり、通常のビール醸造では耐性が強い汚染菌として扱ったりするなど、醸造の世界では忌み嫌われてきた存在でもあります。しかしながら、この酵母と上手く付き合うことで魅惑の味わいを手にしたビアスタイルも多数存在し、我々も大変お気に入りの酵母です。代表の堤野はブルワリーを創業する前に、ラガーとブレタノマイセスだけのビールづくりを模索していたほどの虜です。ブレタノマイセス酵母の取り込みにより、パイナップルのようなフルーツのキャラクターが宿り、ハスカップ以上のフルーツの存在を感じられるようになりました。ハスカップの酸味の輪郭はブレタノマイセスにより強調され、より強い発泡性、より複雑なキャラクター、ブレタノマイセスによって食べ尽くされてドライになったボディに、ロゼのスパークリングを連想することでしょう。まさに、シュワシュワと弾けるような刺激と、ハスカップの酸味が交差する食前酒として最適だと思います。是非、【haskap-ハシカプ-(Fruit Saison)】と飲み比べてみてください。

※このビールは、ブレタノマイセスを使用しているため、樽ビールに関しましては、通常のステンレス製15.5Lの樽ではなく、1Way(使い捨て)の樽を使用しております。また

サイズは10.4Lとなります。

送料につきましてはサイズダウンにより、発送エリアによりますが約50円~約200円程度通常より安くなります。しかし、1Way樽の購入価格が発生していることもあり、送料につきましては従来通りの送料ご負担にてお願い致したく存じます。(使い捨て樽のため、空樽の返送は不要です)

※1Way樽(ペタイナーケグ)の接続・廃棄方法につきましては、ケグのスナップキャップのQRコード、ないしウェブサイト https://alive2828.com のYouTube動画をご参照ください。

2.California Boys (カリフォルニア・ボーイズ)

スタイル:West Coast IPA

ABV:7.5%

IBU:72

容器:15.5L、330ml(瓶)

特徴;

久しぶりにコニファーのようにパイニーで、クリアネス&ドライでキレキレなWest Coast IPAです。使ったホップの約半分は上富良野産ホップです。それでも、フレーバーの強度において、満足いくものを作るにはアメリカのスターホップを使わざるを得ません。忽布古丹醸造では地元産ホップの比率が年々上がっており、今では3回に1回の仕込みは地元産ホップ100%で行っています。もちろん、海外の突出したホップを使う喜びや楽しさは私たちも同じく持ち合わせています。しかしながら、それだけではいけない気がしているのです。海外産の素晴らしいホップの最高品質のロットは、現地のブルワリーが直接ホップ農家に足を運んで買い付けています。日本の多くのブルワリーはそのような経験をしたことがありません。また、価格の交渉の余地もなく、例えば今の価格の倍の金額に高騰してしまったとしても、私たちはそれを購入するしかないのです。それによって、最終的に高い金額を払わなければならなくなるのは、ビールを愛する皆さんです。私たちは、シンプルに「この土地のホップで醸したい」という思いで、上富良野という地に集まりましたが、今はもう少し大きな目標を持たなければいけない気持ちでいます。ここ上富良野町で私たちは、生産者と対話しながら、目の前で育ったホップを使う恩恵に預かっています。自社のビールをつくるのに、すべて地元産ホップで賄うという目標もそこまで遠いゴールではなくなってきています。その先にあるものは、海外産ホップに匹敵するようなフレーバーを持つ新品種の開発や、他の国内ブルワリーが日本産のホップを選べる選択肢や環境を整えていくことに繋がっていくのかもしれません。兎にも角にも、国産ホップと海外産ホップの間に産まれたこのIPAが、いつの日か国産100%で醸せるように、私たちは忽布古丹醸造にしかできない方法で世界と戦っていきたいと思います。

購入方法

メールにて注文可能(初めての取引の場合には、HPよりお問い合わせください)

会社名:忽布古丹醸造株式会社

E-Mail:order@hopkotan.com

HP;

hopkotan.com

注意事項

 詳細のお取引条件に関しては、直接ブルワリーにお問い合わせください