クラフトビール リリース情報

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KUNITACHI BREWERY(2022.12.8)

 1.時間泥棒 / Raw Peach Ale 

 2.MARK - German Lager w/Spalter Spalt & Aurum

 

 ビールスペック

1.時間泥棒 

スタイル:Raw Peach Ale 

AVB:8.5%

容器:樽

特徴;

「国産桃果汁をたっぷり使ったRaw Fruited Ale!」 世の中にはすでに美味しい桃のビールがたくさんあるので、どうせ作るならKUNITACHI BREWERYらしい桃のビールにしよう。そうしてイメージを膨らませてつくったのがビールです。 トップノートには白桃や梅、プラム様の香りとアニスやアニスシード、バニラのような甘いニュアンス、そしてRaw製法らしいパンやナッツ感。その奥にはバラを思わせるような香りが感じられ、私は桃を使ったフルーツタルトのように感じました。 Raw製法とハイアルコールが合わさったトロミのある液体に桃様の甘い香りが絡まり、飲み口の余韻には桃と蜂蜜や蒸しパン、ミルキーな甘い印象。また、桃の果実を沢山食べた時に舌に残るような少しの渋みが味を引き締めます。 最終比重が指し示すように糖分はだいぶ食べつくされており、その比重だけみるとドライな仕上がりですが、Raw製法独特の口当たりと高いアルコール度数が程よいボディ感を出しています。 いっぽうで飲み物としてはもう少し甘さを残した仕上がりのほうが美味しかったはずで、ここが次回への改善点です。というのも、そもそもこのビールは味覚的にももう少し甘みの強いビールにする予定でそのための工夫をしましたが、今まで何度も使っているLutra Kveikがおそらく桃に含まれる成分の影響で今回初めての挙動を示し、想定外の発酵度を叩き出しました。 これによって、比重的にはだいぶドライな仕上がりであると同時に、フレイバーにいわゆる高級アルコール系の香りも強めに官能できます。このフレイバーがない方がよりスムーズな飲み心地になったことは間違いありません。 次につくれるタイミングはまた来年になりますが、イメージ通りのもっと美味しい桃のビールをお届けしたいと思います。

2.MARK - German Lager w

スタイル:Spalter Spalt & Aurum

AVB:5.0%

容器:樽

特徴;

「永久・無限/回帰・起点」KUNITACHI BREWERY × KAGOYA BREWERY 1st Collaboration Lager!」 ラガーらしいノーブルなアロマとフレイバーにはフレッシュな胡椒や、ほのかに甘いアニスや花様のニュアンス、続いてリンゴ様などの繊細な果実味。モルトの優しいコクも感じられますが、味わいはあくまで爽やかでクリスプ。シャープな仕上がりです。 この先もコラボレーションを重ね、締まりのあるシャープな飲み心地は保ちつつ、一方で丸みのある余韻を感じられるラガーを目指していきます。 ------------------------------------------------------------------------ KUNITACHI BREWERYと籠屋ブルワリーは共に母体を酒屋に持ち、地元に根ざした永続的な事業を展開しています。共に100年を超える老舗ですが、常にチャレンジしてきた歴史があり、ビール醸造においてもRaw Aleや木桶発酵など、伝統を重んじ革新に挑戦し続けています。 そんな我々がコラボレーションで造ろうと、自然と出た答えがラガースタイルでした。 テーマは「永久・無限/回帰・起点」です。これまで特徴あるエールビールを造ってきましたが、初心に戻り、より素直に愛されるビールが造りたい。飲み飽きせず永遠と飲めるビール、それがMARKに込めた想いです。(江上) ------------------------------------------------------------------------ くにぶるでは今までラガースタイルのビールはつくってきませんでした。 もちろん興味がないわけではありません。 日本のいわゆる大手四社が手掛ける高品質なラガー・ピルスナース系のビールが存在する中で、エール系のスタイルよりも製品化までに少々時間を要するそれを、あえて製造スケジュールを調整してまで醸す理由が見つけられませんでした。(そういう理由でコラボレーションビールで下面発酵系のビールをつくることを度々お断りしたことがあります) しかし籠屋ブルワリーの江上さんから「コラボレーションをしませんか」と声を掛けられ、しかもラガーを造りませんかという提案。断る理由がありません。即答でした。 冒頭に江上さんも書いてくれましたが、くにぶると籠屋ブルワリーには共通点が多いです。淡色系ビールのKölsch StyleとGolden Aleが看板ビールであることや、味わいの方向性も近しいと表現してくれるお客さんからの声も聞こえてきます。 醸造士としてのキャリアには雲泥の差があり胸を貸していただいてる自覚がありますが、一方で探究心と好奇心では引けを取らない自信があります。これからも引き続き意見を交換しながら、このビールが限りなく真円に近い球体に近づくまで磨いて行きたいです。(斯波) ----------------------------------------------------------------------------------- 最後に、今回の縁をつないでくれたLet's Beer Worksの阿川夫婦、そしてHIGHBURYの安藤さん、原材料提供をしてくれたBETのSebastianにこの場を借りてお礼をお伝えします。ありがとうございます!(斯波・江上) 

 

購入方法

ご注文、各商品の詳細はECサイトからお願いいたします  

shop.kunitachibrewery.com

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商品とご一緒にコースターもお送りしております!
いつも商品と一緒にお送りさせていただいているビールのラベルとコピーライトですが実はコースターにもなります!
そのままのサイズで長いと思われたら折り曲げてご使用いただいても大丈夫です。
QRコードからそれぞれのビールの詳細のページに飛ぶようになっております。
ぜひ、ビールのご提供時やSNSの投稿になどにご活用ください。
 

<その他>
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