1.旭実昇天2023 / 柚子サワーヴァイツェン
ビールスペック
1.旭実昇天2023
スタイル： 柚子サワーヴァイツェン
ABV：6.5%
IBU：12
容器：10L・15L・20L（樽）、330ml（瓶）
特徴；
大山の地を表現した、大山の水と大山産麦100％の限定醸造シリーズ 一年前にリリースし大変好評だった柚子を使用したサワーヴァイツェン 「旭実昇天」の第二弾となる今回はDAISEN GRAND BREWシリーズとして 製造。大山産麦100％にこだわりました。 さらに、昨年これまた好評だった生酛八郷に使用した、久米桜酒造の生酛 づくりから採取した乳酸菌（※）に加え、鳥取県産20世紀梨から採取した 乳酸菌もブレンドし19時間ほどヴァイツェンの麦汁を乳酸発酵させること で複雑な乳酸菌由来の香味を狙いました。 2019年から取り組み始めたサワーも、慣れてきたものの汚染の可能性の ある製法ということで未だに罪悪感と恐怖感がつきまといます。 ４年目となった今でも汚染事故が起こらないよう入念にイメージ トレーニングを重ね仕込みに臨みました。 （※）久米桜酒造の山田錦を使用した清酒「八郷」（R1BY）の生酛造りで 天然の乳酸菌を待つ酒母を造った際に採取したオリジナルの乳酸菌 そして今回使用した柚子は前年同様、大山Gビール工場と同じ伯耆町内に ある、有機無農薬にこだわった須田農園さんの安心安全な柚子。 昨年11月末に、地元や県外から集まったビール愛好家の皆さんと一緒に 朝から黄色くなった柚子を収穫。 柚子を収穫するのは皆さんもちろん初めて。大きなトゲに注意しながら 柚子の素敵な香りに包まれながら80kgの柚子を収穫。 そして工場に持ち帰り、水洗いしてから果物ナイフで一個一個皮をむきました。 その後数日間かけて残りの柚子も皮をむき当日を迎えました。 そして仕込みの当日にいよいよ業務用ミキサー（これまで松江ビアへるん から毎度お借りしていたのですが、いよいよ買いました笑）で 柚子皮を細かく粉砕し、搾った果汁とともに酸っぱくなった麦汁に投入！ 仕込みの部屋はまさに柚子工場？柚子の素敵な香りで充満！ 仕上がりとしては前回の「旭実昇天」の乳酸発酵由来のりんごっぽさは やや穏やかですが、白ワインっぽいキャラクターが加わった印象です。 全体印象として柚子の爽やかな印象がアップし、フレッシュ感も増した感じ。 酸味はしっかりとありますが、渋みもあわさり意外とドリンカブルで 何杯でもいけます！ ちなみにこの「旭実昇天」のネーミングは 元々の「旭日昇天」とは勢いがきわめて盛んなたとえ。朝日が勢いよく天空に昇る意から。 「旭日」は朝日。「昇天」は天に昇ること。 暗い夜から光り輝く朝日へ、緑色から黄色に変化した朝日のような柚子を収穫し ビールに使用。立ち昇る爽やかな柚子の香りと酸味。 コロナで打撃を受けたこの業界をそれまで以上に盛り上げようと努力することで 必ず実を結ぶはず。これを飲んだ全ての人が元気になるようにと願ったビールです。 さて、今回は今までのサワービールシリーズの中でも 多くのこだわりを詰め込んだ特別なビールです。 是非このこだわりを感じていただければと思います。
購入方法
＜メールにて発注可能＞
会社名：久米桜麦酒株式会社 大山Ｇビール醸造部
E-mail：order@g-beer.jp
HP；
注意事項
樽の配送料高騰につき、10Ｌ樽につきましては２本単位で御注文をいただけると助かります。
詳細のお取引条件に関しては、直接ブルワリーにお問い合わせください。
