クラフトビール リリース情報

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忽布古丹醸造 (2022.5.23)

1.epana -エパナ- #1 Kenya Masai AA / Coffee Ale

2.Hop Parlour (ホップ・パーラー) / Kveik Double IPA

 

 ビールスペック

1.epana -エパナ- #1 Kenya Masai AA

スタイル:Coffee Ale

ABV:4.0%

IBU:28

容器:15.5L、330ml(瓶)

特徴;

HOP KOTAN ORIGINALS+ 第5弾は、上富良野町の珈琲焙煎所のコーヒー豆を使った「Coffee Ale」です。私たちが日頃から愛飲しているコーヒーは上富良野町の豊かな自然に囲まれた江花地区(アイヌ語でepana「エパナ」)の江花珈琲焙煎所から購入しているコーヒー豆から淹れています。常時20種類以上のコーヒー豆が生豆の状態で店頭に並んでいて、注文ごとにその場で焙煎してくれます。多種多様なコーヒー豆の中から、どれを選ぶか悩んでしまっても大丈夫です。オーナーの澤さんが丁寧にコーヒー豆の説明をしてくれて、好みの品種や焙煎度を導いてくれます。江花珈琲焙煎所の多種多様なコーヒー豆の品揃えと、オーナー澤さんのコーヒー愛に惹かれて、今回のコラボレーションビールのオファーをいたしました。すぐにご快諾いただき、今回のコーヒー豆を使ったビールのコンセプトである「ランチで楽しめる浅煎りコーヒーのような色合いのビール」というテーマを伝えました。ビアスタイルは「Coffee Ale」としておりますが、ベースにしたのは英国のビアスタイルである「Ordinary Bitter」という風味豊かな低アルコールのセッションビールです。私たちの作りたかったビールのイメージをオーナーの澤さんにご理解いただき、幾つかの品種や、焙煎度の違いのあるサンプルを試飲しました。本当に頭を抱えて悩みましたが、今回はその力強いボディ感に期待を込めて、ケニアのマサイAA(AAは最高等級を意味する)という品種を、フルシティローストの焙煎度で採用しました。使用方法にもこだわり、挽いたコーヒー豆をCold Brew製法で抽出し、挽かないコーヒー豆をDry Beaning手法で発酵中のビールに浸け置いて、2段階に分けて投入しました。刻一刻と変化していくコーヒーの抽出度を確認しながら、最適のタイミングでコーヒー豆を取り出せたと思います。低温抽出・低温接触製法に徹したために、せっかくご用意いただいた素晴らしいコーヒー豆の印象が薄くならないか心配しましたが、ケニアマサイAAは私たちの心配をものともせずに、華やかな香りと、力強いコーヒーの味わいをこのビールにもたらしてくれました。グラスを口に近づけたときに漂う香りは焙煎したてのコーヒー豆の香りそのものです。濃色であることが多いコーヒー系のビールですが、浅煎りコーヒー程度の淡い色合いで、ほどよい苦みがじんわり楽しめます。微炭酸な弾みによって、コーヒー豆そのものの香りと甘みが口の中から鼻に抜けていき、目を瞑って五感を研ぎ澄ませたくなるような深い味わいが楽しめることでしょう。私たちが普段味わっているコーヒーの寛ぎの一杯をそのまま再現できたかのようです。HOP KOTAN ORIGINALS+では、ビールという自由で多種多様な飲み物を媒介に、魅力的な道産素材の発掘や残渣のアップサイクルの枠に留まることなく、共にこの土地を愛する人々の手がける製品を預かり、愛着のある原材料で、愛着を持ってもらえるようなビールを醸していきたいと思います。【epana-エパナ-】は春と秋の年2回のリリースを予定しています。次はまた秋にお目にかかりましょう。

 

2.Hop Parlour (ホップ・パーラー)

スタイル:Kveik Double IPA

ABV:8.5%

IBU:30

容器:15.5L、330ml(瓶)

特徴;

オレンジジュースの色合い、微炭酸な心地よさ、魅惑の高アルコール、炸裂するホップ剥き出しのフレーバー。Kveik酵母を使った実験的なビールの仕込みはこれで一段落を迎えます。こんなにハイアルコールなビールでも2、3日で主発酵を終わらせてしまう旺盛さには、たとえ性質を分かっていたとしても驚くものです。このKveik酵母についての説明はこれまでの銘柄でも度々説明してきましたので、今回は割愛させていただきます。彼らのいくつかの特別な性質が濁り系ビールをつくるのに向いているという仮説が成立したため、麦芽化していないオーツ麦や、小麦、そしてマルトデキストリンを使用するなどして、滑らかなマウスフィールや、ボディ感が残るように設計しました。乳化したようなとろとろの濁りではないものの、タンパク質による美しい濁りが発生しました。過去に類を見ないほど狂った量のホップを使用して、手に入れた鮮烈なフレーバーは、オレンジ、パイナップル、マンゴー、アプリコット、グアバ、バブルガム、ストロベリー、ウッディなど捉えようがありません。濁りの持続性についても、私たちもまだ分からない部分があるため、とにかくフレッシュなうちに飲んで頂きたいと考えています。冷蔵庫で寝かせる類のものではありませんので、この一瞬の飲み頃を逃さないようにしてください。全く隠す気もないほど露出したアルコール感は受け入れるほかないでしょう。それが皆さんのお望みと心得てご用意させて頂きました。その分、恍惚を覚える邪魔をしないように、苦みについては極限まで控えました。押し寄せる大量のホップと、一撃で決めにくるアルコール感に、何人も為す術はありません。

 

出荷開始は、

 

樽が

5月26日(木)

瓶が

5月27日(金)

です。

購入方法

メールにて注文可能(初めての取引の場合には、HPよりお問い合わせください)

会社名:忽布古丹醸造株式会社

E-Mail:order@hopkotan.com

HP;

hopkotan.com

注意事項

 詳細のお取引条件に関しては、直接ブルワリーにお問い合わせください