1.強吟
ビールスペック
1.強吟
ABV：7.0%
IBU：30
容器：20L、15L、10L
特徴；
大山の麓で栽培・収穫した鳥取が誇る幻の酒米「強力」を副原料として使用し、清酒用吟醸酵母のみで醸した清酒を思わせる特別なビール。フルーティで穏やかな香りと上品な味わいが楽しめます。
早いもので今年が９年目の強吟。
ですが今年初めての方もいらっしゃるかと思いますので
少し説明を。（毎年書いてますが…）
このビールを語るには１０年以上さかのぼります。
県の研究機関と共同研究という形で、特徴のある香味を表現できる酵母を探そうということになり、様々な酵母の麦汁発酵試験を始めました。
もちろんターゲットにビール酵母はひとつもありません。清酒やワイン等に使われる酵母達です。
一般的にはビールの麦汁に清酒酵母やワイン酵母を入れても発酵しません。
食べる糖のサイズが違うのとホップ耐性が理由です。でも実際には、やってみないとわかりません。ということで試験をスタートしたわけです。
実験室レベルの極少量からスタートし発酵試験で麦汁の発酵性を示す清酒酵母を見いだし条件を変えて再試験を繰り返し、最後には２Ｌにまでサイズアップしてこれで行こう！ということになりました。
ゆっくりやっていたのもありますが、商品が出来上がるまで結局４年かかりました。
そして２Ｌから２０００Ｌまでサイズアップしぶっつけ本番でトライ！
しっかり泡も立ち、糖度も下がり清酒酵母100％なのに麦汁を発酵している！という不思議な感じがしたのを覚えています。
今年も麹や酵素は使用せず麦芽の中の酵素のみで糖分を作り.清酒酵母のみで発酵ができました。毎年のことですが発酵が終わるまでゆっくりと進むので発酵が途中でストップしないか・・・緊張感があります。
特に今年は時間がかかり焦りました・・・が、その分、清酒らしさ・酒粕をイメージする香りがしっかりと出ているように思います。
そしてもうひとつのこだわりについて。鳥取には幻の酒米と言われる「強力」があります。一度は途絶えていた貴重な鳥取県の品種で、現在、鳥取県でのみ栽培・酒造が許されています。
隣の酒蔵くめざくらでも、その「強力」を使った商品造りに取り組み始めていたのもあり、鳥取県八郷産の強力米を使って「これぞ鳥取」というビールを造りたいという思いからできたビールです。
一杯目にぐいぐい飲むビールではありませんが２杯目、３杯目あたりから鳥取大山を感じるビールとしてじっくりと味わっていただければと思います。
只今のラインナップ
＜レギュラー商品＞（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
ヴァイツェン
ピルスナー
ペールエール
スタウト
＜限定商品＞
強吟（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
アメリカンウィート（15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
大山讃夏（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
コーヒー・デ・ヴァイス（15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
グランセゾン（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
Double IPA（20Ｌ・15Ｌ樽、330ml瓶）
トリプル八郷（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽）
八郷（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
DAISEN GRAND BREW「ANOTHER WEIZEN」（15Ｌ樽）
ヴァイツェンボック（15Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
強吟2020（20Ｌ・15Ｌ・10Ｌ樽）
＜スペシャル商品＞ ※スペシャルビール価格です
バーレーワイン２０２０（10.5Ｌ・10Ｌ樽、330ml瓶）
ウィートワイン２０２０（10Ｌ樽、330ml瓶）
インペリアルスタウト２０２０（10Ｌ樽、330ml瓶）
ウィートワイン２０１９（10.5Ｌ・10Ｌ樽）
インペリアルスタウト２０１９（10.5Ｌ・10Ｌ樽）
購入方法
＜メールにて発注可能＞
会社名：久米桜麦酒株式会社 大山Ｇビール醸造部
E-mail：order@g-beer.jp
HP；
注意事項
樽の配送料高騰につき、10Ｌ樽につきましては２本単位で御注文をいただけると助かります。
詳細のお取引条件に関しては、直接ブルワリーにお問い合わせください
